ニュースでも話題になった重症の心不全患者にiPS細胞を利用して作った心筋細胞シートを心臓に移植する新しい治療法の治験を始めたのが大阪大学の研究チームになります。
その阪大研究チームを率いているのが、心臓血管外科医の澤芳樹氏になります。
澤芳樹氏は、2月2日放送の情熱大陸にも出演するので、注目していきたいところです。
心臓病の患者は、ほとんどの場合、心不全で亡くなる。
心不全は心臓移植、もしくは人工心臓でしか治せない疾患だった。
そんな中、彼が挑んだのは“心臓そのものの力で心臓機能を回復させる”世界初の治療法。明日よる11時放送。#情熱大陸 #mbs #tbs #心臓血管外科医 #澤芳樹 pic.twitter.com/J4TeYURIRy— 情熱大陸 (@jounetsu) February 1, 2020
澤芳樹 経歴・学歴(出身大学)について
名前:澤 芳樹(さわ よしき)
生年月日:1955月7月3日
出身地:大阪府
職業:大阪大学心臓血管外科教授
専門:重症心不全、弁膜症、先天性心疾患、心臓血管領域の再生医療など
趣味:ドライブ、庭いじり
大阪府立三国ヶ丘高校(1974年 卒業)
大阪大学医学部 卒業(1980年 卒業)
大阪府堺市にある三国ヶ丘高校は偏差値73。
進学先の大学として数多くの大学があるので、将来は困りませんね。
澤さんは、1980年3月に大阪大学医学部卒業、大阪大医学部第一外科入局。
1989年にフンボルト財団奨学生として、ドイツのMax-Planck研究所心臓生理学部門、心臓外科部門に3年間留学しています。
澤さんは「心臓病では死なせない」をモットーに活躍されています。
心臓病というと心不全を思わせますが、治療法としては主に心臓移植か人工心臓を埋め込むものでした。
しかし、澤さんが行っている治療は、心臓そのものの働きを強くして、心機能の回復を促す治療法です。
澤さんの研究チームで開発した「筋芽細胞シート」は患者自身の大腿部の筋肉組織内にある筋芽細胞を培養して、患者の心臓表面に移植することで心不全の改善を図っています。(2007年に初人体実験)
今では、「ハートシート」として保険適用可能な再生医療に活用されています。
また、現在は他人由来のiPS細胞から作った心筋細胞シートの治験を開始していて、京都大学医学部の山中伸弥教授と一緒に研究・開発を行っています。
澤芳樹さんの息子について
澤さんには、息子さんがいらっしゃいます。
澤さんと同じく大阪大学医学部に在籍していています。
名前:澤 宏樹(さわ ひろき)
高校:甲陽学院高校
大学:大阪大学医学部歯学部
甲陽学院高校は中高一貫の私立高校です。偏差値は64と高く制服も校則もないそうです。
まとめ
重症例が多く、手術としても難しい心臓の疾患に新しい治療法を模索していく澤さんですが、若い医師の育成にも力を注いでいます。
澤さんのような方がいることで、医療の発展や医学界がもっと良いものになって、患者が治療を受けやすい環境になってくれたら良いですね。